真之茶事

「真の茶事」

前茶形式である「真の茶事」では、濃茶を飲んでから、懐石料理が始まります。
初座は席入りしてから、挨拶、炭点前、お菓子で中立をします。
後座に濃茶、一の膳である精進料理を同室で、二の膳である懐石料理を別室でいただくのが正式ですので、そのような形式で進行いたします。

「真の茶事」では、炭点前は「真之炭」点前は「真之行」か「大円之真」をいたします。
「真の茶事」で出される和菓子は七種です。

「真の茶事」では、亭主が直に迎えたほうがよろしいので、鳴り物で迎えることは控えさせていただきます。

「真の茶事」は陰の初座の掛物は一行ものです。
陽の後座床は「花と花入」を荘り、「真の行草」「大円之真}のいづれかの点前をします。
席中は、台子天板はその点前に準じた茶入、盆、台天目が荘られています。

「真の茶事の引次」

「真の茶事の引次」では、掛物は利休坐像を掛け、、利休の代理としてお点前をして引次をします。最初に「供茶」をして点前をする。
点前が終わってから、床の前で、利休の代理として許状を読み上げ、許状を授与します。
許状は利休の継承者の家元が与えられます。
そしてお点前が終わって、一の膳である精進料理となるのです。

行之行以下はすべて普通の茶事形式で、炭点前も普通の「初炭点前」になります。

真の茶事は他の茶事異なって、

同室でいただくが、その際、八寸までは朱膳で、八寸から精進落としとなり、一の膳を引き、二の膳は真塗の膳になる。
この場合、小吸物、湯桶などは朱のものは省略し、黒の普通の碗などを使う。

一の膳の量は軽く、八寸海も千鳥の杯も形式的に行うことになります。

二部屋の場合は部屋数も、道具も多く必要で、時間もかかるので、八寸の前までを精進料理とし、
八寸以後は精進落としで、二の膳の懐石料理になり湯斗まで続きます。

朱の煮物碗、朱の小吸い物、朱の折敷を引いたところで、一の膳である精進料理が終わりとなるのです。
二の膳の懐石料理は向付から運び出し、八寸では「千鳥の盃」で、湯斗まで順次茶事の流れに沿って運び二の膳の懐石料理を終えるます。

懐石を終えてたら、別室で薄茶をいただきます。。

別室で薄茶では薄茶を入れた中次にを奉書にのせて持ち出します。
これは別室での薄茶点前を知らせる形式として、中次を奉書にのせて持ち出すのです。

「真の茶事」は前茶形式なので濃茶の後に懐石いなるため「正午の茶事」などの他の茶事とは、茶事の流れとしては異なります。

宗嘉の和菓子

菓子自体の名も、一つの縁高の中のその数ある菓子の名自体に、亭主の創作、再現、演出した感性が込められています。
和菓子には亭主のドラマがあり、菓子屋で容易に購入した菓子でなく、お客ひとりひとりに真心を込めて創作して作ります。
真の茶事で菓子を出す際、菓子自体も室町時代、安土桃山時代を再現させる和菓子を心がけており、利休当時の菓子の再現を試みて、本来の縁高の菓子に自身をもって提供させていただきます。

宗嘉です。

使用楽器

京風懐石料理をつくります。

宗嘉の真之炭点前 真之お点前(真之行又は大円之真)

宗嘉の季節の和菓子