最高のストレス解消は日本文化の中にある!

禅、茶道、華道などは、いろいろなお道具を使って今の心ををきちんと整えてくれます。
着物はそのひとの最大の美意識を引き出してくれます。
そして意識して美しい所作や大和言葉からは自分自身を癒し、相手をも癒す力を持っています。
茶道は今を見つめる空間です。
現代社会はいろいろな情報を受け取ってしまうため、過去の嫌な記憶が蘇ったり、未来への不安を掻き立てられるので、さらにストレスが増してきます。

人は子供のころ強いストレスを受けると、大人になって偏桃体が大きくなり、偏桃体が大きくなると過剰に反応しすぎて、妄想が始まると言われます。
しかしこの大きくなった偏桃体は、あることをすると縮小するということが、科学的に証明されてます。
それは禅による瞑想、茶道による静寂です。

茶道では茶を点てる時、自分の心の動きと向かい合うため、乱れた心の状態がわかります。
つまり自分の心の状態を知ることができて初めて、客観的に自分自身の心をコントロールすることが可能になってくるのです。
そしてその時ストレスは減少していきます。

感情をつかさどり前頭葉は、ストレスによって大きくなった偏桃体の支配下に置かれるため、ちょっとしたことで感情的になり、さらにストレスが大きくなりますが、
自分の心を見つめることができれば、前頭葉が偏桃体をコントロールして、今感じているストレスへの分析が行われ、冷静沈着に自分自身を見つめることができるのです。

その他にも、茶道でのおもてなしを受ける、茶室での香を聞く、和菓子をいただく、お茶をいただく、美しいお道具にふれる、湯の沸く音を聞く、花を見るなども癒される要因の一つになるのです。
そして千利休の名代として、その仲間との触れ合いが、あなたの心の中に何か温かな安らぎが残るでしょう。

2018年11月15日